私は、会計ソフトの「やよいの青色申告(パッケージ版)」で確定申告書を作成しています。
2017年分からe-taxで確定申告をしていますが、年1回なので手順を覚えられないんですよね。
そこで覚え書きも兼ねて、ブログに申告手順を書いておこうと考えました。
この記事では、やよいの青色申告のデータからe-taxで確定申告するまでの手順を説明していきますね。
e-taxで確定申告するための事前準備
e-taxで確定申告をするには、事前に以下の準備が必要です。
- 電子証明書の取得(マイナンバーカードの作成)
- ICカードリーダーライターの取得
- e-tax開始届出書の提出
- 利用者識別番号等の取得
- e-taxソフトのダウンロード
私は、電子証明書はマイナンバーカードを利用しています。
マイナンバーカードの作成は数週間くらいかかった記憶があるので、早めに準備をしておいたほうがいいですよ。
また、電子証明書を読み込むための「ICカードリーダーライター」も準備しておく必要があります。
私はAmazonでNTTコミュニケーションズの製品(以下)を購入しました。
購入したらすぐに使えるわけではなく、設定が必要になるので、説明書を見ながら進めてみてください。
他にもe-tax開始届出書の提出、利用者識別番号等の取得、e-taxソフトのダウンロードなど、やることが結構ありますね。
私は昨年、確定申告の直前に準備をしたのですが、かなり手間取りました…。
一度設定してしまえば、自宅で申告できてラクなんですけどね。
確定申告の直前ではなく、余裕がある時期に準備しておくのがおすすめですよ。
各手続きについては、下記のリンクを参考にしてくださいね。
やよいの青色申告のデータからe-taxで確定申告する手順
それでは、「やよいの青色申告」のデータからe-taxで確定申告する手順を説明していきますね。
▼やよいの青色申告の「決算・申告」にある「e-Taxデータの書き出し」を押します。

▼書き出したe-Taxデータを保存します。特に問題がなければそのまま「OK」ボタンを押しましょう。

▼e-taxソフトを立ち上げて、作成メニューの「組み込み」ボタンを押します。

▼参照を押して、先ほど「やよいの青色申告」から書き出して保存したe-taxデータを選択し、任意の名称を入力して「OK」ボタンを押します。

▼「署名可能一覧へ」メニューに移動し、「ICカードを利用」を選択して「次へ」ボタンを押しましょう。
この段階でマイナンバーカードを準備して、ICカードリーダーライターをPCに接続しておきましょう。

▼「公的個人認証サービス(マイナンバーカード)」を選んで「次へ」ボタンを押します。

▼署名用パスワード(6桁~16桁)を入力して「OK」ボタンを押します。

▼内容を確認して「OK」を押しましょう。

▼これで申告データへの署名が完了です。

▼次に「送信可能一覧へ」メニューに移動し、先ほど署名したデータを選択して、画面右下にある「送信」ボタンを押します。

▼「OK」ボタンを押しましょう。

▼下記画面が表示された「OK」ボタンを押しましょう。必要に応じて保存や印刷をしておいてください。

▼最後に「メッセージボックス」に移動して、先ほど送信したデータが受け付けられていれば完了です。
このメッセージを見るときも電子証明書が必要になりますよ。

もし申告データに誤りがあった場合は、この作業をもう一度やり直せば大丈夫です。
後から送信した内容が最新のものと判断されて、先に送信した内容は破棄されます。
まとめ
e-taxは初年度の準備が大変ですが、一度導入してしまえば自宅から申告できるのでラクですよ。
「やよいの青色申告」を使われている方は、ぜひe-taxでの申告に挑戦してみてくださいね!