こんにちは!大西カツシです。
どのネット銀行を利用するか迷ったときに、決め手のひとつになるのが普通預金の金利の高さではないでしょうか。
一部のネット銀行は、一般的な銀行に比べて普通預金金利が高く設定されています。
しかし、各ネット銀行の金利をひとつひとつ確認していくのは手間がかかりますよね。
そこで、ネット銀行12社の普通預金金利を一覧にまとめました。
このページでは、普通預金の金利が高いおすすめのネット銀行を紹介していきますね。
目次
【2020年版】ネット銀行12社の普通預金の金利一覧
ネット銀行12社の普通預金の金利をまとめました。
ネット銀行 | 金利(年率:税引前) |
---|---|
あおぞら銀行BANK支店 | 0.2% |
GMOあおぞらネット銀行 | 0.11%(証券コネクト口座) |
イオン銀行 | 0.1%(プラチナ) |
楽天銀行 | 0.1%(マネーブリッジ) |
東京スター銀行 | 0.1%(給与振込口座に指定) |
SBJ銀行 | 0.02% |
住信SBIネット銀行 | 0.01%(SBIハイブリット預金) |
オリックス銀行 | 0.01% |
auじぶん銀行 | 0.01%(auカブコム証券との口座連携) |
ジャパンネット銀行 | 0.001% |
ソニー銀行 | 0.001% |
新生銀行 | 0.001% |
※2020年4月9日現在
普通預金の金利がもっとも高いのが、あおぞら銀行BANK支店の0.2%です。
都市銀行や地方銀行の金利が0.001%であることを考えると、かなりの高金利ですよね。
また、GMOあおぞらネット銀行、イオン銀行(プラチナ)、楽天銀行、東京スター銀行も0.1%以上あります。
その他のネット銀行は0.02%以下にとどまっていますね。
普通預金金利の高さでネット銀行を選ぶなら、年0.1%以上が基準になりますよ。
普通預金の金利が高いおすすめのネット銀行
ここでは、普通預金金利が高いネット銀行5行の特徴について説明していきますね。
あおぞら銀行BANK支店

あおぞら銀行BANK支店の特徴は以下の通りです。
- 普通預金金利は無条件で0.2%
- ゆうちょ銀行ATMで入手金手数料が無料
- 他行宛振込手数料が最大月3回無料になる優遇サービスあり
- VISAデビットのキャッシュバック率が最大1%(利用金額に応じて0.25%~1%)
- 口座引落にはあまり対応していない
あおぞら銀行BANK支店の魅力は、無条件で普通預金に0.2%の高金利が適用されることです。
ゆうちょ銀行ATMを使えば手数料無料で入出金できますし、預金残高やVISAデビットの利用状況に応じて他行宛振込手数料が最大月3回無料になる優遇サービスもあります。
口座引落にはあまり対応してないので、メインバンクには向いていません。
とはいえ、あおぞら銀行BANK支店は無条件で高金利が適用されるので、しばらく使わないお金の預け先としては最適です。
参考:あおぞら銀行BANK支店
GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行の特徴は以下の通りです。
- 証券コネクト口座(GMOクリック証券との連携)で普通預金金利が0.110%になる
- セブン銀行、イオン銀行のATMが使える
- ATM出金手数料は最大月15回無料(だれでも月2回無料)
- 他行宛振込手数料は最大月15回無料(だれでも月1回無料)
- VISAデビットのキャッシュバック率が最大1.5%(通常は0.6%)
- GMOポイントまたはPontaポイントが貯まる
GMOクリック証券の買付余力に自動的に反映される証券コネクト口座なら、0.110%の優遇金利が適用されます。
預入残高などの条件はなく、GMOクリック証券で口座開設して、GMOあおぞらネット銀行と連携するだけで金利がアップしますよ。
また、だれでも無条件でATM出金手数料が月2回、他行宛振込手数料が月1回無料になるのもいいですね。
預入残高やVISAデビットの利用額に応じて、さまざまな特典が受けられるカスタマーステージも用意されています。
参考:GMOあおぞらネット銀行
イオン銀行

※2020年4月30日から適用金利変更(プラチナ年0.15%→年0.1%)
イオン銀行の特徴は以下の通りです。
- Myステージがプラチナになると普通預金金利が0.1%になる
- 手数料無料で使えるATMが多い(イオン銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など)
- 全国のイオン、イオンモールなどに営業店舗がある
- 他行宛振込手数料は最大月5回無料
- 他行ATM手数料は最大月5回無料
- 取引に応じてWAONポイントが貯まる
イオン銀行は、ステージがプラチナになると0.1%の高金利が適用されます。
ステージを上げるには、キャッシュカードとクレジットカード、WAONが一体になったイオンカードセレクトを作るのがおすすめです。
私はイオン銀行をメインに利用しており、あらゆる支払いをイオンカードセレクトに集約することで、プラチナの条件をクリアしていますよ。
プラチナになる方法は「イオン銀行Myステージとは?特典内容・プラチナになる方法を紹介」でまとめています。
イオン銀行は利用できるATMが多く、WAONポイントが貯まるので、イオングループ店舗をよく利用する方におすすめのネット銀行です。
参考:イオンカードセレクト
楽天銀行

楽天銀行の特徴は以下の通りです。
- マネーブリッジ(楽天証券との口座連携)で普通預金金利が0.110%になる
- ATM手数料は最大月7回無料
- 他行宛振込手数料は最大月3回無料
- 楽天スーパーポイントが貯まる
楽天証券の買付余力に自動的に反映されるマネーブリッジを利用すると、0.100%の優遇金利が適用されます。
預入残高などの条件はなく、楽天証券と口座連携するだけで金利がアップしますよ。
私は事業用として楽天銀行を使っており、マネーブリッジで優遇金利の適用を受けています。
楽天銀行や楽天証券の取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まるので、楽天サービスをよく利用する方におすすめです。
参考:楽天銀行
東京スター銀行

東京スター銀行の特徴は以下の通りです。
- 給与振込口座に指定すると普通預金金利が0.100%になる
- ATM手数料は月8回まで実質無料(翌月にキャッシュバック)
- 他行宛振込手数料は月3回まで実質無料(翌月にキャッシュバック)
- 首都圏を中心に営業店舗がある
- インターネットバンキングの米ドル外貨預金は為替手数料0円
東京スター銀行を給与振込口座に指定すると普通預金金利が0.100%にアップするので、会社員の方におすすめです。
ATM手数料は月8回、他行宛振込手数料月3回まで翌月にキャッシュバックされるため、実質無料で利用できますよ。
東京スター銀行のほか、ゆうちょ銀行、セブン銀行、都市銀行、地方銀行などのATMが利用可能です。
参考:東京スター銀行
ネット銀行の定期預金を使うメリットはない
金利が高いネット銀行を探す場合、定期預金も検討するかもしれませんね。
しかし、ネット銀行の定期預金を使うメリットはほとんどありません。
普通預金と定期預金の金利差は小さいですし、定期預金は途中解約すると金利が低くなってしまいます。
また、満期までの期間が長い定期預金は、金利上昇についていけないデメリットもありますね。
中にはイオン銀行のように、普通預金のほうが定期預金より金利が高く設定されている銀行もあります。
何か特別な理由がない限りは、ネット銀行は定期預金ではなく、普通預金を使うのがおすすめです。
関連記事:【2020年版】ネット銀行の定期預金の金利を徹底比較!
まとめ
普通預金の金利の高さでネット銀行を選ぶなら、年0.1%以上を基準に検討しましょう。
2020年4月時点では、あおぞら銀行BANK支店が0.2%でもっとも高くなっています。
また、GMOあおぞらネット銀行、イオン銀行、楽天銀行、東京スター銀行の4行も金利が高くておすすめです。
私はイオンを利用することが多いこともあって、イオン銀行を使っています。
サービス内容も比較したうえで、利用するネット銀行を選びましょう!
関連記事:イオン銀行Myステージとは?特典内容・プラチナになる方法を紹介