持ち家と賃貸はどっちを選ぶ?損得よりライフスタイルで判断しよう

持ち家と賃貸はそれぞれメリット・デメリットがあるので、「どちらが良い」という答えはありません。

「どちらがお得か」よりも、「自分のライフスタイルに合っているか」で判断すると選びやすいでしょう。

今回は、持ち家と賃貸のメリット・デメリットを比較した上で、どちらを選ぶべきかを考えていきます。

持ち家のメリット・デメリット

持ち家のメリットは以下の通りです。

  • 物件選びの自由度が高い
  • リフォームや間取りの変更が自由にできる

持ち家は物件選びの自由度が高く、選択肢が豊富なのが魅力です。

注文住宅なら自分好みの家を建てられますし、リフォームや間取りの変更なども自由にできます。

一方で、持ち家には以下のデメリットがあります。

  • 簡単に引っ越しできない
  • 経年により資産価値が下落する
  • 災害リスクがある
  • 住宅ローン返済に関するリスクがある

持ち家は住む場所が固定されてしまうので、「人間関係をリセットしたい」「転勤や転職で住む場所を変えたい」と思っても、簡単には引っ越しできません。

時間が経過するほど資産価値は下がり、火災や地震、台風、水害などで建物が損壊するリスクもあります。

また、住宅ローンを利用すれば、物件価格の他に利息の支払いも必要です。

たとえば、35年ローン(固定金利)で3,000万円借り入れた場合、総支払額は金利が1%なら約3,570万円、2%なら約4,170万円にもなります。*

ローン返済が困難となれば、自宅を手放すことになるかもしれません。

*参考)住宅保障機構「返済額の試算」で計算

賃貸のメリット・デメリット

賃貸のメリットは以下の通りです。

  • 住む場所を自由に変えられる
  • 災害リスクを回避できる
  • 維持管理費用は所有者が負担してくれる
  • 収入の変化に対応しやすい

賃貸は自由に引っ越しできるので、子育て中は広い家に住み、子どもが独立した後は小さな家に引っ越すといったことが可能です。

災害で建物に被害が出たり、修繕が必要になったりしても、原則として大家さん(所有者)が費用を負担してくれます。

収入が下がったら家賃が安い物件に引っ越すなど、収入の変化に対応しやすいのも魅力です。

一方で、賃貸には以下のデメリットがあります。

  • 一生家賃を払い続ける必要がある
  • 物件選びの自由度は低い

賃貸は一生家賃を払い続ける必要があるので、老後に家賃の支払いが負担となる可能性があります。

また、物件選びの自由度は低く、リフォームなども自由にできません。

個人的には賃貸がおすすめ

持ち家と賃貸のメリット・デメリットを確認しましたが、個人的には賃貸がおすすめです。

私が賃貸を選ぶ理由をまとめました。

  • 家にこだわりがない(小さな家でOK)
  • 住居費を安くしたい
  • 借金をしたくない
  • 余計なものを持ちたくない
  • いつでも引っ越しできる状態にしておきたい
  • 災害リスクに備えたい

私は自由であることを優先したいと考えています。

家にあまりこだわりがないので、住宅ローンを組んで余計な利息を払ってまで家を買いたいとは思いません。

将来何が起こるかわかりませんが、賃貸ならいつでも引っ越しできますし、災害リスクも回避できます。

賃貸への反対意見として「高齢になると家を借りにくくなる」があります。

しかし、日本は人口減少で家が余っていくので、こだわらなければ借りられる家は見つかると考えます。

実際に私が住んでいる物件には、高齢の方も結構います。

どうしてもマイホームが欲しいなら、もちろん持ち家もありだと思います。

ただし、「結婚したら家を買うのが当たり前」「夢のマイホーム」といった従来の考え方・価値観を一度疑ってみてもよいのではないでしょうか。

まとめ

「持ち家か賃貸か」の選択に正解はありません。

ただし、マイホームは大きな買い物なので、深く考えずに住宅ローンを組むと後悔するかもしれません。

家を買うのは当たり前ではなく、一生賃貸という選択肢もあります。

持ち家と賃貸で迷ったらメリット・デメリットを比較して、自分のライフスタイルに合っているほうを選びましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ『らくらく資産形成術』の運営者。本業はフリーランスの金融ライター(AFP)です。10年以上の投資経験とFP資格を活かし、複数のメディアで執筆しています。インデックス投資で資産形成中。