インデックス投資において「生活防衛資金」はいくら必要なのか

こんにちは!大西カツシです。

インデックス投資を始めるときは、いきなりインデックスファンドを買うのではなく、まずは生活防衛資金を準備する必要があります。

生活防衛資金とは、当面の生活に必要なお金のことで、銀行の普通預金に置いておくものです。

生活防衛資金を準備しておけば、コロナショックのような暴落が発生しても、安心してインデックスファンドを長期保有できます。

また、仕事がなくなって収入が途絶えたり、病気やケガで医療費がかかったりしても対応できますね。

ただし、生活防衛資金の必要性については納得できても、「生活防衛資金はいくら必要なのか」という疑問を持つのではないでしょうか。

生活防衛資金の必要額については、インデックス投資を勧めている専門家の間でも意見が分かれています。

インデックス投資の専門家の意見は?

参考までに、一部の専門家の意見を紹介しますね。

インデックス投資の名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』では、インデックス投資の生活防衛資金は生活費の3か月分となっています。

どの家庭でも不慮の医療費支払いや一時的な失業時期をしのぐための、安全でいつでも引き出せる形で、ある程度の現金を持つことは絶対に必要だ。もし医療保険や労災保険でカバーされている人なら、三ヵ月分の生活費を賄えるだけの手持ち現金というのが一応の目安だろう。

引用:ウォール街のランダム・ウォーカー|バートン・マルキール(著)

 

経済評論家の山崎元氏も、生活防衛資金は生活費の3か月分が目安と解説されていますね。

当面の生活に必要なお金を銀行の普通預金に置きます。生活費の3ヵ月分くらいが目安です。

引用:お金で損しないシンプルな真実|山崎元(著)

ただし、お金が必要になったときは、運用商品を迷わず売ることが前提のようです。

運用している商品を売るべき時についてお話しします。原則はシンプルです。「お金が必要になった時」に迷わず売ってください。

引用:お金で損しないシンプルな真実|山崎元(著)

 

一方、インデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏は、生活費の2年分が望ましいという意見です。

生活防衛資金とは、リストラ・長期入院・災害などなにが起きても、自分と家族の生活費をしっかり守るためのお金です。目安としては、「生活費の2年分」を、銀行預金など流動性の高い金融商品で確保することが望ましいと考えています。

引用:お金は寝かせて増やしなさい|水瀬ケンイチ(著)

 

このように、専門家が考える生活防衛資金の必要額は「生活費の3ヵ月分~2年分」で、人によってかなり幅があります。

生活防衛資金は最低でも生活費3か月分

専門家の意見を踏まえると、生活防衛資金は最低でも生活費3か月分は準備する必要がありそうです。

生活費3か月分のお金があれば、急な出費が発生しても、ある程度は対応できます。

しかし、生活防衛資金の必要額は、年齢や状況に応じて変化するはずです。

私もそうですが、家族がいて子育て中の場合などは、生活費3か月分では少ないと感じるのではないでしょうか。

一方で、生活費2年分のお金を貯めるのはハードルが高く、「いつまで経ってもインデックス投資を始められない」といったことになりかねません。

貯金が少ない場合はまず生活費3か月分のお金を準備し、その後はインデックスファンドの積立投資を続けながら、少しずつ生活防衛資金も積み上げていけばいいと思います。

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個人的には生活費6か月~1年分がしっくりくる

個人的には、生活防衛資金は生活費6か月~1年分がしっくりきますね。

私はフリーランスで会社員のような手厚い保障がありませんし、家族もいるので、ある程度の現金を確保しておきたいと考えます。

一方で、現金を持ちすぎて投資機会を失うのも避けたい。

生活費3か月分では少ないし、2年分は多すぎると感じ、現在は6か月~1年分に落ち着いています。

インデックス投資に必要な生活防衛資金は人それぞれで、唯一の正解はありません。

生活防衛資金をいくら準備すれば、安心してインデックス投資を続けられるのか、自分なりの答えを考えてみてくださいね。

参考にした本