インデックス投資のリバランスとは?年1回は資産配分を見直そう

投資信託は基準価額が日々変動するので、運用を長く続けると、当初設定した資産配分が崩れることがあります。

インデックス投資で資産形成に取り組むなら、定期的に資産配分の見直し(リバランス)を行うことが大切です。

今回は、インデックス投資のリバランスの必要性とやり方について説明します。

リバランスとは

リバランスとは、最初に決めた資産配分が大きく変動したときに、当初の割合に戻すことです。

たとえば、最初に「株式50%:債券50%」で運用すると決めたとします。

その後、株価の変動などで資産配分が大きく崩れた場合、リバランスを行って資産配分を元に戻します。

リバランスは以下3つのやり方があります。

  • 割合が増えた資産を売却して減った資産を購入する
  • 割合が減った資産を買い増す
  • 積立金額を調整する

どの方法を選択すればいいかは状況によって異なります。

売却すると利益に課税されてしまうので、個人的には「買い増し」または「積立金額の調整」がいいと思います。

特につみたてNISAは、売却すると非課税で運用できるメリットがなくなってしまうので、なるべく売却しないほうがいいでしょう。

なぜリバランスが必要なのか

リバランスには以下2つの役割があります。

  • リスクの軽減
  • 運用効率の向上

リスク資産の割合が増えすぎると、当初よりもリスクを取りすぎている状態です。

リバランスを行えば自分が許容できるリスク量に戻るので、リスクの軽減につながります。

一方で、無リスク資産の割合が増えすぎると、リスクが下がりすぎてもったいない状態です。

リバランスでリスク資産の割合を増やすことで、運用効率の向上が期待できます。

インデックス投資のリバランスは2種類ある

インデックス投資のリバランスは以下の2つに分けられます。

リスク資産内のリバランス

1つ目は、リスク資産内のリバランスです。

たとえば、国内株式(TOPIX)と先進国株式で運用を行っていて、当初の割合が大きく崩れたケースです。

増えた資産を売却したり積立金を調整したりして、当初の割合に戻す必要があります。

ただし、リスク資産内のリバランスについては、それほど神経質になる必要はありません。

また、全世界株式1本で運用を行えば、リスク資産内のリバランスは不要となります。

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リスク資産と無リスク資産のリバランス

もう1つは、リスク資産と無リスク資産のリバランスです。

インデックス投資ではこちらのほうが重要です。

リバランスを行って、リスク資産と無リスク資産の割合を適切な状態に維持できれば、リスクをコントロールしながら運用効率を高められます。

リバランスの頻度は?

リバランスは、基本的に年1回資産配分を確認して、必要に応じて行えばOKです。

あまり神経質になりすぎず、当初の割合がだいたい維持できていれば、無理にリバランスをする必要はありません。

ただし、相場が大きく動いた場合はやったほうがいいと思います。

私の場合は「リスク資産60%:無リスク資産40%」を目標にしており、「資産配分が±10%以上動いたときはリバランスを行う」と決めています。

まとめ

インデックス投資では、リバランスでリスクを管理して運用効率を上げることが大切です。

ただし、あまり神経質になりすぎる必要はありません。

年1回は資産配分を確認し、割合が大きく崩れたときだけリバランスを行いましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ『らくらく資産形成術』の運営者。本業はフリーランスの金融ライター(AFP)です。10年以上の投資経験とFP資格を活かし、複数のメディアで執筆しています。インデックス投資で資産形成中。