こんにちは!大西カツシです。
インデックスファンドは証券会社や銀行などで購入できますが、どの口座で保有するか考えたことはあるでしょうか。
資産形成のためにインデックスファンドに投資するなら、非課税口座を優先的に使うのがおすすめです。
投資信託の運用益(売却益・分配金)には、通常約20%の税金がかかります。
運用益が100万円の場合、税金として約20万円差し引かれるので、手元に残るのは約80万円です。
しかし、非課税口座で購入すると税金はかからないので、運用益100万円がそのまま手元に残ります。
資産形成を目的に長期投資をする場合、課税口座と非課税口座では、手元に残る金額が大きく変わってくるかもしれません。
▼たとえば、毎月3万円を30年間積み立て、年率3%で運用できた場合の運用成果は以下の通りです。

運用益約660万円のうち、非課税の金額(通常かかる税金)は約130万円です。
運用成果が同じなら、課税口座より非課税口座のほうが、手元に残る金額は約130万円増えることになります。
あくまでもシミュレーション結果ではありますが、非課税口座が有利に運用できることはわかります。
インデックス投資で利用できる非課税口座をまとめました。
- つみたてNISA
- 一般NISA
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 企業型確定拠出年金
NISAとは、国が個人投資家向けに創設した少額投資非課税制度です。
つみたてNISAと一般NISAは併用できないので、どちらかを選択して利用します。
iDeCoは個人で加入できる年金制度、企業型確定拠出年金は勤務先で加入できる年金制度です。
どちらも自分で商品(インデックスファンド)を選んで運用を行います。
つみたてNISAと一般NISA、iDeCoは、SBI証券や楽天証券などのネット証券で口座開設が可能です。
企業型確定拠出年金は、勤務先が制度を導入している場合に利用できます。
インデックスファンドで資産形成に取り組むなら、非課税口座をうまく活用しましょう。
関連記事:つみたてNISAの特徴とメリット・デメリットまとめ
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