
湯シャンとは、シャンプーを使わずにお湯だけで髪を洗うことです。
髪はシャンプーで洗うのが当たり前だと思っていましたが、湯シャンという選択肢があることを知り、興味をもちました。
髪や頭皮に関する悩み・トラブルを抱えている場合、シャンプーをやめれば改善するかもしれません。
今回は、湯シャンを始めたきっかけや1か月試した感想を紹介します。
湯シャンを始めたきっかけ
湯シャンを始めたきっかけは、近藤誠さんの『医者に殺されない47の心得』を読んだことです。
「石けん、シャンプーを使わないほど肌も髪も丈夫になる」との説明が気になって、試してみたいと思いました。以下は引用です。
「きれい」「無臭」を求めるあまり、1日に何度も石けんで手や顔を洗うと、皮脂もブドウ球菌もいなくなって結果的には悪い菌が増殖して、肌荒れの原因となる。
引用:医者に殺されない47の心得|近藤誠(著)
本当かどうかはわかりませんが、ネットで検索するとタモリさんや福山雅治さんといった有名人も実践しているようです。
これまで私は基本的に毎日風呂に入っており、風邪でもひかない限りシャンプーを使わない日はありませんでした。
今回は試しに1か月間、髪はお湯だけで洗い、体は石けんを使わず湯船に長めに浸かることにしました。
湯シャンのメリット
シャンプーを使わない湯シャンは必要以上に皮脂が洗い流されないため、髪が強くなり、頭皮の状態がよくなる可能性があるそうです。
あとは経済的で環境にやさしいこと。
シャンプーやリンス、ボディーソープ(石けん)を買う必要がないので、節約になります。
また、シャンプーの使いすぎは水質汚染につながる恐れがあるため、湯シャンは環境に優しいといえるでしょう。
湯シャンを1か月間試した感想
最初はスッキリしない感じがしましたが、数日で違和感はなくなりました。髪のべたつきやかゆみもありません。
私は整髪料を使わないので、お湯で2〜3分髪を洗えば汚れは(たぶん)落とせていると思います。
洗った後は適度に皮脂が残っていて、髪や頭皮が守られている感じがします。
私は40歳前半の男性ですが、実は最近、以前より髪のボリュームがなくなったように感じていました(特に頭頂部)。
しかし、湯シャンを続けていたら気にならなくなりました。髪が強くなり、ボリュームが出たような気がします。
途中で美容院に行ったときも、シャンプーを使わないようにお願いしました。
美容師の方によると、お客の中に湯シャンをやっている方が何人かいるそうです。
ちなみに、湯シャンをやっていることは家族には内緒です。よい反応が返ってこない気がしたので(笑)
今のところ、髪のべたつきや頭皮の臭いを指摘されたことは一度もありません。
湯シャンの注意点
湯シャンが向いているかは個人差があります。
皮脂の分泌量が多い場合、お湯だけでは十分に汚れを落とせないかもしれません。
また、整髪料を使う人も、シャンプーを使わないと整髪料を落とせないでしょう。
肌の状態や生活スタイルに応じて、湯シャンを試すかどうか検討することが大切です。
まとめ
シャンプーを使わない湯シャンを1か月間試してみたが、特に困ることはありませんでした。
むしろ髪や頭皮の状態がよくなった感じがします。
シャンプーを使わなければお金がかからないし、環境にもやさしいので、私はこれからも続けてみるつもりです。
髪や頭皮に関する悩みがある場合は、湯シャンを試してみてはいかがでしょうか。
※本記事はあくまでも個人の体験談であり、症状の改善を保証するものではないことをご留意ください.。