賠償責任保険は「フリーナンス」と「フリーランス協会」のどっちがおすすめ?

賠償責任保険は、損害賠償などの業務上のリスクに備えるための保険です。

個人事業主・フリーランスが賠償責任保険に加入する場合、「FREENANCE(フリーナンス)」「フリーランス協会」の2つが候補となります。

補償内容や補償額、費用などが異なるので、どちらにするか迷うのではないでしょうか。

今回はフリーナンスとフリーランス協会の賠償責任保険を比較したうえで、どっちに入るべきかを解説します。

参考:フリーランスは賠償責任保険でリスクに備えよう!おすすめのサービスも紹介

フリーナンスとフリーランス協会の賠償責任保険を比較

フリーナンスとフリーランス協会の賠償責任保険について比較表をまとめました。

比較項目フリーナンスフリーランス協会
コスト無料(フリーナンス口座の利用が条件)年1万円(年会費)
業務遂行中の補償5,000万円1億円
仕事の結果(PL責任)の補償5,000万円1億円
受託財物の補償500万円1,000万円
業務過誤の補償500万円1,000万円
報酬トラブル弁護士費用保険なしあり
その他(有料)所得補償保険
即日払い(ファクタリング)
所得補償保険

フリーナンスは賠償責任保険(あんしん補償)が無料ですが、フリーナンス口座(登録者専用の収納代行用口座)の利用が条件となっています。補償額は500~5,000万円です。

また、売掛金を支払期日前に現金化できる「即日払い」も利用できます。

それに対して、フリーランス協会は1万円の年会費を払うことで賠償責任保険が自動付帯となります。補償額はフリーナンスよりも手厚く、1,000万円~1億円です。

また、2021年9月からフリーランスの報酬未払いトラブルをサポートする弁護士費用保険「フリーガル」も自動付帯となりました。

損保ジャパンの承諾のもと弁護士対応を行う場合は、相談料や着手金などの弁護士費用に対して保険金が支払われます(自己負担あり)。

フリーナンスが向いている人

個人事業主・フリーランス向け賠償責任保険について、フリーナンスが向いている人の特徴は以下の通りです。

  • これからフリーランスを始める人
  • フリーランスを始めて間もない人
  • 支出を少しでも減らしたい人
  • 資金繰りが厳しい人

これからフリーランスを始める人・始めて間もない人は、事業が軌道に乗るまでは少しでも支出を抑えて現金や利益を確保しなくてはなりません。

フリーナンスなら賠償責任保険が無料でついてくるので安心です。

また、フリーナンスは即日払いにより売掛金を早期に現金化できるので、資金繰りが厳しい人にも向いています。

ただし、即日払いは手数料がかかるので、資金繰りが安定するまでの限定利用にとどめましょう。

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フリーランス協会が向いている人

一方、フリーランス協会が向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 個人事業主・フリーランスを長く続けている人
  • 入金先口座の変更が面倒な人
  • 所得補償保険の補償内容を充実させたい人
  • 報酬未払いに備えたい人

個人事業主・フリーランスを長く続けて取引先が増えると、入金先口座の変更に時間や手間がかかります。

また、取引先や業務内容によっては大きな補償が必要になるでしょう。

入金先口座の変更が面倒な人、所得補償保険の内容を充実させたい人は、1万円の年会費で充実した補償を確保できるフリーランス協会が向いています。

フリーランス協会は報酬未払いの弁護士保険も自動付帯なので、報酬未払いのトラブルについてサポートを受けたい場合もフリーランス協会がいいでしょう。

参考:フリーランス協会

まとめ

個人事業主・フリーランスが賠償責任保険を確保したいときに、フリーナンスとフリーランス協会のどっちが向いているかは状況によって異なります。

賠償責任保険を無料で確保したい場合はフリーナンス、入金先口座を変更したくない、補償内容を充実させたい場合はフリーランス協会がおすすめです。

ちなみに私はフリーランス協会に加入していますが、今からフリーランスを始めるなら無料で利用できるフリーナンスを選びます。

両者の特徴を比較検討したうえで、フリーナンスとフリーランス協会のどっちを選ぶか考えてみてください。

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参考:フリーランス協会