こんにちは。大西カツシです。
Webライターになって半年が経ち、先日初めてクライアントに単価交渉をしました。
今までクライアント側から単価アップを提案していただいたことはありましたが、自分から交渉したことは一度もありませんでした。
Webライターにとって、継続して依頼をいただけるのは本当にありがたいことです。
しかし、今の文字単価のまま継続していくべきかという迷いもあり、思い切って交渉することにしました。
今回は、単価交渉をしたきっかけや、クライアントからどんな反応があったのかについてお伝えします。
単価交渉を考えたきっかけ
単価交渉を考えたきっかけは、現在の案件よりも好条件で声をかけてもらえるようになったから。
少しずつ実績ができ、クラウドワークスでプロクラウドワーカー認定を受けたこともあって、ありがたいことに高単価案件のスカウトが増えました。
それで、現在の案件から新しい案件に乗り換えるべきなのでは?という気持ちが出てきたのです。
しかし、継続して依頼をしていただいているクライアントにはすごく感謝しているので、何も言わずに乗り換えるのは違うとも感じます。
そこで、率直に今の状況を伝えたうえで、希望文字単価を提示することにしました。
思い切って自分の思いと希望文字単価を伝えた
クライアントには、その月の納品が終わったタイミングで、自分の思いと希望文字単価を伝えました。
今回はご相談があり、連絡いたしました。
来月以降、報酬を少しでも上げていただくことは難しいでしょうか。◯◯様には継続してご依頼いただき、また、最大限の評価をいただき本当に感謝しております。しかし、最近は直接取引を含めた新規のご依頼が増えており、文字単価◯円の案件もお受けしております。
私としては今後も継続してお願いしたいと思っていますが、仕事である以上、単価が高い依頼を優先して受けざるを得ないのも正直なところです。
まったく同じではありませんが、このようなメッセージを送りました。
初めての単価交渉で、どのような文章を作ればよいか悩みましたが、なつみとさんの本がとても参考になりましたね。
メッセージを送る前はもやもやした気持ちでしたが、自分の気持ちを伝えられてスッキリしました。
クライアントからの回答と条件提示
クライアントからは、メッセージを送った翌日に連絡がきました。
弊社の仕事に誠実に対応してくださり感謝しております。
また、記事の質も高く、非常に助かっております。今後も引き続きお願いしたい思いもございますので、ご要望の報酬で対応させていただきます。
また、弊社からもご提案がございます。
希望を受け入れてくれてほっとしましたが、驚いたのはこの提案内容です。
はじめての単価交渉。こちらの思いと希望を率直に伝えた。すると、希望文字単価よりもさらに高い単価を提示され「記事の質が高くて助かっている。今後も引き続きお願いしたい」と言ってもらえた。この半年間で一番うれしかったできごと。クライアントに喜んでもらえるようにこれからもがんばりたい。
— 大西 勝士@金融投資ライター (@katsushio1603) 2018年3月30日
希望文字単価よりもさらに(かなり)高い文字単価を提案してくださったうえに、できるだけ長く仕事をしてほしいと言ってもらえたのです。
単価がアップしたこと以上に、評価してもらえていたこと、必要だと言ってもらえたことが本当にうれしかった。
勇気を出して単価交渉をしてよかったと、心から思いました。
まとめ
Webライターになって初めての単価交渉は、ぼくにとっては最高の結果となりました。
文字単価アップはもちろん、ぼくのことを評価してくれていたこと、必要としてくれていることがわかって本当にうれしかったです。
また、Webライターとして収入を上げていくには、単価交渉は避けられないこともわかりました。
まずはクライアントに信頼してもらうことが大切ですが、自分の価値を高めるために、今後も必要に応じて単価交渉に挑戦したいと思います。