
こんにちは!
大西 勝士(@katsushio1603)です。
岩井俊憲さんの「アドラー流一瞬で心をひらく聴き方」を読みました。
良好な関係を築くには、うまく話すことが大事だと思っていました。
しかし、アドラー心理学を学ぶにつれて、聴くことのほうが大切だと思うようになりました。
話しベタ、引っ込み思案、会話が続かない…。
こんな悩みをお持ちの方にぜひ読んでもらいたい本です。
では紹介します!
最後まで話を聴く
待つこと=相手を大切すること。話がゆっくりな人、早口な人、言葉をつむぐのに時間がかかる人…いろいろな人がいますが、聴き上手な人は、相手の言葉が終わるまで、待つことができる人です。
人から話を聴いてもらうと本当にうれしいものです。
逆に話している途中で色々言われたり、要するに…などとまとめられたりすると話す気がなくなってしまいます。
良好な関係を築くには、相手の話を最後まで聴くことが大切です。
待つこと=相手を大切にすること。
これは常に意識したいですね。
話すより聴くことに時間を使う
人は自分の話を聴いてくれる人が好きな生きものです。だからこそ、聴き上手な人は、仕事でもプライベートでもモテるのです。
自分の話を聴いてもらえるとうれしいですよね。
良好な関係を築きたければ、話すより聴くことに時間を使うことです。
特に初対面だと「うまく話さなければ…」と思いがちですが、自分からそんなに話す必要はありません。
相手に質問し、聴き役に徹するぐらいのほうが良い関係になれそうですね。
勇気づけができる
聴き上手な人は、決して相手を見下したり、こびへつらったりしません。相手と対等な関係、そして相手を肯定する姿勢で話を聴きます。
自分を肯定してくれる人を批判する人はあまりいません。
だからこそ、勇気づけができる人は、まわりから応援されるのです。
勇気づけとは「困難を克服する活力を与えること」。
アドラー心理学では相手と横の関係を築くこと、勇気づけを行うことを大切にしています。
たとえ相手のためを思ってだとしても、自分の主張を押しつけたり、相手の考えを批判していては良い関係を築くことはできません。
年齢などは関係なく、相手とは対等な関係、肯定する姿勢で話を聴くことを心がけていきたいですね。
まとめ
「アドラー流一瞬で心をひらく聴き方」すごくわかりやすくてよかったです。
多くの人は自分の話を聴いてほしいと思っています。
だからこそ、聴く力に長けている人は信頼を得るんですね。
「うまく話せない」と悩んでいる方は、本書を読めばその必要がないことに気づくことができますよ。
アドラー心理学について知りたい方にもおすすめです。
よかったら参考にしてください。
それでは、また!
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