イヤならやめてもいい。逃げてもいい。




今までの人生を振り返ると、やりたいと思ったことはある程度やってきた。

それと同時にイヤなことをやめ、逃げて続けてきた人生でもあった。

 

  • 夢や目標を持て
  • コツコツ努力しろ
  • 逃げるな
  • やると決めたら最後までやり抜け

 

運動部だった学生時代によく言われた言葉だ。

これが当たり前だと思っていたし、自分にも言い聞かせてきた。

でも、最近はこんな考えはいらないと思っている。

イヤならやめてもいい。逃げてもいい。

そう思えるようになって毎日が楽しく、ラクになった。

何もない田舎町がイヤで親元を離れた

ぼくは高校進学で親元を離れた。

大学ならまだしも、高校で寮生活することを許してくれた両親には感謝している。

表向きの目的は、部活動の強い高校への進学。

もちろんそれも理由のひとつだったが、もっと大きい理由があった。

それは何もない田舎町から出ること。

ぼくが生まれ育ったところは当時コンビニすらなかった。

車がなければ遊びに行く場所もない。

親友だと思っていた友達に急に無視されたり、友達関係もうまくいっていなかった。

こんな小さな町にいたらダメになる。

この状況から逃れたい。

新しい環境でやり直すんだ。

そんな気持ちで決めた高校進学だった。

この決断がなければ東京に出てくることも、妻と出会うこともなかったと思う。

(部活が過酷すぎてかなり後悔したが…。)

今の仕事がイヤならやめてもいい

ぼくは3回転職しているが、理由はすべてイヤなことから逃げるためだった。

1回目:食品メーカー→会計事務所

新卒で入社した食品メーカーから会計事務所に転職した。

約6年務めたが、ワンマンな社風と全国転勤がイヤだった。

簿記2級に合格して、税理士を目指そうとしていたこともあり、小さな会計事務所への転職を決めた。

これで転勤を気にせず、実務を学びながら税理士試験の勉強ができると思っていたが…。

2回目:会計事務所→科学機器商社

会計事務所へは未経験で入ったこともあり、手取りが12~13万だった。

社会保険未加入で土・日も関係なし。

このときは我ながら本当に情けなかった。

給料が下がったうえに、本来の目的であった税理士試験の勉強もできない。

たった半年で逃げるようにやめて転職活動へ。

2か月の転職活動の末、東京にある科学機器商社に経理職で採用してもらうことができた。

3回目:科学機器商社→学習塾経営

転職した科学機器商社では人間関係に恵まれ、仕事でも評価してもらっていた。

色んな経験をさせてもらい、管理職まで昇進することもできた。

しかし、満員電車通勤がイヤで、役職が上がるにつれて残業も増えた。

そして、決定的だったのは事務所が移転したこと。

さらに通勤時間が延び、不要だった乗り換えも必要になってもう無理だと思った。

そんなときに、登録していた転職サイト経由で学習塾経営での独立の誘いをもらった。

独立願望があったわけではなく、偶然が重なったとしか言いようがない。

「会社員をやめて独立するなんて思い切ったね」とよく言われるが、一刻も早く、苦しい状況から逃げたかったのが本音だった。

振り返ると本当に後ろ向きな理由ばかり。

でも、今が一番自由でラクに過ごすことができている。

人生は何があるかわからないものだ。

(その後、学習塾は4年でやめ、2017年10月からはWebライターとして活動中)

どうしたらラクになれるかを考える

資格勉強や読書、セミナー参加など、それなりに勉強してきた。

しかし、何かやりたいことがある、なりたい自分があるわけじゃなかった。

イヤなこと、苦しいことから逃れたいという思いが強かった。

「会社員がイヤだからでは独立してもうまくいかない」とよく言われる。

でも、ぼくはそう思わない。

独立理由が「イヤだから。ラクになりたいから」でもいいじゃないか。

ぼくはイヤならやめてもいいし、逃げてもいいと思う。

「夢や目標を持て」と言われたって、全員が見つけられるわけじゃない。

「どうしたらラクになれるか」を考え、そのためにがんばるのもアリではないだろうか。

イヤなことを我慢してやる時間ほどムダなものはない。

他人からどう言われようと、最後は自分が決めればいいのだ。

イヤならやめてもいいし、逃げてもいい

夢や目標に向かって努力することはステキなことだとは思う。

そうやってがんばれる人はがんばればいい。

でも、みんながそれをできるわけじゃない。

この苦しい状況から一刻も早く抜け出したいと思うなら、夢や目標を追うよりも、どうしたらラクになれるかを考えるべきだ。

イヤならやめてもいいし、逃げてもいい。

考え方を変えることが人生を好転させるきっかけになるはずだ。







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