バランス型投資信託をおすすめしない理由

こんにちは!大西カツシです。

バランス型投資信託は、株式や債券、不動産(REIT)など、複数の資産を組み入れて運用する投資信託です。

リバランスが不要で、分散投資によって値動きが緩やかになる効果が期待できることから、「初心者向け」として紹介されることが多いですね。

証券会社の人気ランキングを確認すると、上位に表示されていることもあります。

しかし、個人的には、バランス型投資信託はおすすめしません。

理由は以下の通りです。

  • 投資信託で債券に投資する意味がない
  • 債券部分に手数料がかかる
  • 手数料が高いファンドが多い

それぞれ説明していきますね。

投資信託で債券に投資する意味がない

バランス型投資信託の投資対象には、債券が含まれています。

債券は、金利が上がると債券価格は下がり、金利が下がると債券価格は上がるのが特徴です。

日本は低金利の状況が続いており、金利が下がる余地がないので、長期的には金利が上がる可能性が高いでしょう。

今の状況で、投資信託で債券に投資すれば、金利が上がったときに債券価格が下がって損をします。

また、国内債券だけでなく、外国債券への投資も避けたほうが無難です。

コロナショックの影響で、日本以外の先進国の金利も低下していますし、為替リスクもあるので、投資対象に外国債券を組み入れる必要はありません。

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債券部分にも手数料がかかる

先ほど説明したように、今の低金利の状況では、投資信託で債券に投資する意味はありません。

しかし、バランス型投資信託では、債券部分にも手数料(信託報酬)がかかってしまいます。

価格変動を緩やかにするために債券に投資したいなら、個人向け国債変動10年を検討しましょう。

個人向け国債は手数料無料で購入できますし、元本が保証されているので、価格が変動して元本割れすることはありません。

また、変動10年は半年ごとに適用金利が見直されるので、金利上昇に追従できます。

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手数料が高いファンドが多い

バランス型投資信託は、手数料が高いファンドが多いのもデメリットです。

ネット証券で確認すると、バランス型の人気ランキング上位は信託報酬0.5%以上のファンドが多く、信託財産留保額がかかるものもありますね。

最近はバランス型でも手数料が安いファンドが出てきていますが、それでも債券部分に手数料を払うのはもったいないので、投資は避けるべきです。

まとめ

バランス型投資信託は、初心者向けとして紹介されることが多いファンドですが、おすすめしません。

今の低金利の状況では、投資信託で債券に投資するのは不利です。

投資信託は株式100%のファンドを活用し、リスクを下げたい場合は、無リスク資産の普通預金や個人向け国債変動10年を多めに保有しましょう。

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