インデックス投資では、リスク資産の運用はインデックスファンドで行います。
インデックスファンドは投資対象によってさまざまな種類があるので、どんな商品を選べばいいか迷うのではないでしょうか。
リスク資産は、全世界株式インデックスファンド1本で運用するのがおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 1本で世界の株式に分散投資できる
- リバランス不要
- シンプルで手間がかからない
長期の資産形成では、国内外の資産に分散投資するのが基本です。
資産配分をどうするかは人それぞれですが、私は世界の株式に分散投資するのがいいと考えています。
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全世界株式インデックスファンドなら、1本で世界各国の株式に時価総額と同じ比率で投資できます。
TOPIX、先進国株式、新興国株式の3本を組み合わせる方法もありますが、定期的にリバランスが必要です。
現在、世界の株式時価総額は「TOPIX:先進国株式:新興国株式=1:8:1」くらいの比率ですが、今後もこの比率が維持されるとは限りません。
たとえば、世界経済における中国の存在感がさらに大きくなり、新興国株式の比率が高まる可能性もあるでしょう。
全世界株式1本にしておけば、国別のシェアが変化しても自然と対応してくれるので、比率を気にすることなく運用を続けられます。
また、リスク資産を全世界株式1本にしておけば、運用がシンプルになって手間がかからないのもメリットです。
リスク資産をどんな商品で運用するか悩んでいるなら、全世界株式インデックスファンドがおすすめですよ。
おすすめのファンドは、以下の記事で紹介しています。
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